コツ

フライの残りのパン粉を使った始末料理。

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フライの残りのパン粉は捨てていた

皆さんは、トンカツやコロッケなどのフライ料理を作った後で残ったパン粉って、どうしてますか?。

一見するとサラサラとしてきれいなので、再利用できるかなと思って、当サイト管理人はジップロックの小さな容器にいれて冷蔵庫で保存しておくのですが。

いつの間にか忘れてしまい、気づいた時には数週間が過ぎていて、さすがに生の肉や魚介類、卵液などに接触したパン粉なので、もったいないですが、捨ててしまうのがいつものパターンでした。

パン粉って、使う用途が限られているので、フライ料理以外だと、せいぜいグラタンの上にふりかけるとか、ハンバーグなどのひき肉料理に混ぜ込むかくらいしか思いつきません。

かといって、揚げ物をして数日以内に毎回グラタンやハンバーグを作るのも、けっこうキツいものがありますし(笑)。

しかも、フライ料理を作った後って、残るのはパン粉だけでなく、当然ながら生の肉や魚介類に接触した小麦粉や卵液も残ります。

このフライの残り材料三兄弟(笑)を全部混ぜ合わせて、ついでに揚げてみたことも何度かあるのですが、あまりに美味しくないので、続きませんでした。

結局、フライ料理の後に残ったパン粉、小麦粉、卵液は、もったいないですが、長い間ずっと捨てていました。

お好み焼きにしたら美味だった

ところが、です。

ある日のこと、フライ料理の後で捨てる作業をするのも面倒くさかったので、残ったパン粉、小麦粉、卵液を全部、1つの容器にぶち込んで、冷蔵庫にしまっておきました。

翌日になって、捨てようと冷蔵庫から出してみると、パン粉が卵液を吸って、いい感じにフニャフニャになっているではありませんか。

これはひょっとすると! と思い、ゴムベラでかき混ぜると、天ぷらの衣よりも少し固めくらいだったので、水適量を入れてのばし、キャベツの千切りを適量作って混ぜ込み、フライパンで焼いて、プチお好み焼きの出来上がり。

お好みソースとマヨネーズをかけて、鰹節、青のりをふりかけて食べてみたところ、言うことなしの美味しさ。

実は、天ぷらを作った残りの衣は、ずっとお好み焼きにしていたのですが、まさかパン粉もお好み焼きになるとは想像もしなかったので、盲点でした。

しかも、パン粉の効果なのか、天ぷらの衣の残りで作ったお好み焼きよりも、ちょっとソフトな感じの仕上がりなのです。

それ以来、我が家では、フライ料理の残りのパン粉、小麦粉、卵液三兄弟はいつも、プチお好み焼きに生まれ変わっています。

黙って食べさせれば、パン粉から作ったなんて絶対に気づかないと思います。

パン粉お好み焼き作りのコツ

とはいっても、できるのはいつも一人分にもなるかならないかくらいの量なので、もっぱら当サイト管理人の間食、またはひとりごはんの時のメニューになっていて、家族はまだ食べたことはないんですけど(笑)。

あくまでも、残り材料を片付けるための始末料理ですが、意外なほど美味しいので、これからも管理人が独り占めして、家族に食べさせる気はありません(笑)。

作り方のコツとしては、残ったパン粉、小麦粉、卵液の量は毎回違うので、水分多めなら小麦粉を足し、水分少なめなら水を足して、お好み焼きの生地のやわらかさに近づけること。

そして、キャベツを多めに入れて、生地はキャベツのつなぎくらいにすると、あまりカチカチの固いお好み焼きにはならないと思います。

千切りキャベツが固い場合は、粗みじん切りにまでしなくても、数センチ長さに切り揃えると、混ぜやすくなります。

キャベツだけでも十分美味しいですが、余裕があれば、刻みネギや細切れにした竹輪を入れたり、市販の天かすを混ぜたりすると、さらに美味しくなります。

日々の料理を作る者の特権として、ぜひ独り占めにして食べてください(笑)。

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鍋焼きうどん

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